笑声

大切な友だちの誕生日



メールしか出来ないけれども
彼女の笑顔を思い出して
なんだかちょっと胸が痛くて



いつもどこかで感じている紙一重な世界
あのとき、キラキラ光る未来を読んだ彼女は
なかなかこちらの世界に戻ることが出来ずに
多分私が思っている以上に
苦しんでいるんだろう



再会したとき変わらない笑顔と
笑顔がみえる彼女の声が
変わってしまっていたとしたら
私は対応出来るのだろうか



これまで通りの笑声が聞きたい
あとどれくらいしたら
長い長いトンネルから
抜け出せるのかな



私じゃない、彼女自身が
間違いなく一番知りたい答えなんだろうけれども。