前〜オペ〜後

so-luna2012-06-21

当日は10時過ぎから
点滴数本、心音確認、造血剤投与と
細々した処置が続き
術前の診察でオペ開始時間が
2時半に決定


1時に彼が来てくれて
承諾書と同意書にサインして
たわいもない話をしていたら
実両親到着


2時過ぎにオペ室へ移動して
先生登場までの準備に


隣のLDRでも同時に
無痛分娩が進んでいて
先生はなんだか落ち着かないし


いちおほぼ定刻オペ開始
まずは硬膜外麻酔
横向き海老のように丸まって…
まさかの針が入らない!


そこで、体育座りの方法に変更
三回めのこの麻酔
初めての方法に
若干、緊張感高まる


でも、二回の針差しで
薬液を淹れると
じわっとあったかくなるカンカクが


上半身、足先は動く
でも、その間のカンカクは皆無
そして、意識はある不思議な世界


そんな状態で酸素マスクを当てられ
常に意識を確認されながら
オペはスタート


チョキチョキチョキ


術野はもちろん見えないけれども
リアルに聞こえるオペの音
麻酔に手間取ったものの
ちびちびちゃんが産まれるまでは
30分足らずで


看護師さんの
ー赤ちゃんにもうすぐ会えますよ
の声かけをもらったのち
ぎゅぎゅっと押されるカンカクと共に
ちびちびちゃんが泣く声が


時間が告げられ
大きいね
女の子
元気だよ
おめでとうございます


そんなコトバが飛んできました


ー低っ(苦笑)


産声の第一印象


そして、涙


先生の大きいねに安心し
しっかり泣いて産まれたこと
抱っこは出来なくても
手、足を握らせてくれたこと
ひとつひとつがやっぱりうれしくて


体重2850g、身長49cm


37w3dにしたら
充分な成長
がんばったね


そのまま、外で待機してくれていた
彼、実両親、義両親、義妹ちゃん
ちびっこ従兄弟へ
ちびちびちゃんのお披露目を


しっかり彼が抱っこした写真が
残ってましたよ


ワタシが一番に抱っこ出来ない分
彼に、というのがワタシの希望


あとは忙しい平日昼間に
お付き合いいただいた皆さんに
シアワセのお裾分けってことで


そんな中一緒懸命
おなかを閉じていく
先生と助手の先生


これが意外と時間がかかる
ちょっと退屈な
早く終わってーなキモチ


約二時間


順調に何事もなく
オペは終了


順調過ぎて
赤ちゃんが産まれてからは
看護師さんの姿ないし


おいおい、ワタシをかまってよ〜
そんな余裕すらある
それだけ順調な今回のオペ


終わってからは
麻酔が入り辛い体形だけども
麻酔の効きはめちゃめちゃ良くて
醒めるのもなぜか早くて
後陣痛と傷の痛みがどーんときて
痛み止めを投与されるまでは
地獄のような痛みに


ー晩経ってその痛みは随分楽になり
優しい看護師さんの計らいで
ゆっくりゆっくりひとつずつ
ラインが外れ、身軽になって


ベッドから起き上がること
そして、立ち上がること
歩き出すこと


オペからずっと続く点滴と
痛み止めによるかゆみとのタタカイ


何をいっても
まだオペから1日


前回とは違って
血圧も正常
喘息も出ていない


だから
びっくりする位
ワタシは元気です


でも、無理せず
ゆっくりゆっくりひとつずつ


ちびちびちゃんのお世話も
少しずつ少しずつ


明日は朝ご飯後の授乳から
スタートです


少しずつ回復していきますように


前回みたく自分を責めることなく
楽に楽にいけますように


ゆっくりゆっくりいけますように。